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すっぽんの秘密と
お客様に選ばれる理由

私どもはもともと炭屋を生業としておりました。曽祖父である墨屋治与門の炭づくりの伝承を参考に、すっぽんの蒸焼乾燥技術は開発されました。「素材まるごと」を理念に、すっぽん1匹まるごとを毎日摂りやすい粉末に仕上げます。これほどまでに純度の高い粉末は他にはないと自負しております。さらに飲みにくいというお声に応えてハードカプセルもございます。「品質」「素材」「配合」にこだわってお届けしています。

すっぽんのパワーとは The power of the SUPPON

1 すっぽんの生態

 
 
すっぽんは、爬虫類綱カメ目
すっぽん科
キョクトウスッポン属に分類されます。

日本では本州以南に生息しています。

すっぽんの養殖場は静岡県の服部中村養鼈場がパイオニアですが、現在の一大産地は九州で、岡山には天然のすっぽんを放流して育てる組合もあるようです。すっぽんは水温が下がると餌を食べなくなり、さらに下がると冬眠します。そのため九州などが養殖に適しているので一大産地となっています。温泉を利用した養殖場も中部以北にも見られます。飲食店で消費されることがほとんどですが、段々と消費量が少なくなっていて、閉業してしまう養殖場も少なくありません。

現代ではその希少性から高級食材とされるすっぽんですが、実は日本では古くから身近な生き物としてかかわりが深かったようです。かつて縄文時代の貝塚から食用にされた骨などが見つかっていますし、平安時代の書物にも川の亀という表現で登場しています。

体長は約40㎝ほどでごくまれに60㎝になる個体もいます。歯は牙ではなく1枚歯で、自然界では雑食になります。身体に触れられると自己防衛のために噛みつこうとします。噛みついたらそのまま首を甲の内側に引っ込めようとします。噛まれた場合でもしばらくじっとしていれば噛みをゆるめて離れます。また、大抵の場合すっぽんは水に戻せばそのまま泳いで逃げてゆきます。カメ類は歩みの鈍い動物の代名詞とされていますが、実はすっぽんはとても素早く動きます。元々カメの硬い甲羅は皮膚が角質化されてできる角質甲板と呼ばれる部位になります。ところがすっぽんには角質甲板がなく、柔らかい皮膚が骨質甲板を覆っており、いわば甲羅を軽量化するため独自に進化したようです。ちなみにすっぽんの甲羅部分の多くはコラーゲンによって形成されていることからも柔らかさの理由の一つと言えます。

すっぽんの繁殖産卵期は地域によって違いますが5月~8月で、産卵場所は水辺の砂地や柔らかい土に穴を掘って1.5㎝ほどのまん丸い卵を1回に15~50個産卵します(1年に3~5回産卵)。中秋の名月を月とすっぽんから「すっぽんの日」と農林水産省も認めているようです。

産卵時以外は水辺からほとんど離れようとしませんが、日差しが出ていれば、1日のうち数十分ほど甲羅干しを行います。これにより寄生虫やコケによる汚れなど、取り除くことが出来ると言われています。

環境省のレッドリスト2018年には情報不足に分類されながらもすっぽんは記載され、国際自然連合IUCNのレッドリストでは絶滅危惧種とされています。

2 すっぽんには人間が
必要とする
必須アミノ酸が
全て含まれます。

私たち人間のからだは、たった20種類のアミノ酸からできています。この20種類のアミノ酸は、からだの中でつくることのできない必須アミノ酸と、からだの中でつくられる非必須アミノ酸とに大きく分けることができます。
必須アミノ酸というのは、毎日の食事から摂ることが必要とされるアミノ酸ということになります。そのことから、私たちはバランスよく必須アミノ酸を摂取する必要があります。食事の栄養バランスが悪いと免疫力が低下して病気になりやすくなったり、お肌が荒れたりすることにもなってしまいます。
すっぽんには人間が必要とする20種の必須アミノ酸と非必須アミノ酸がすべて含まれていますので、私たちが口から摂取する食材としてはたいへん優れていると思われます。

必須アミノ酸

9

からだの中でつくることができない

イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、
フェニルアラニン、トレオニン(スレオニン)、
トリプトファン、バリン、ヒスチジン

非必須アミノ酸

11

からだの中でつくられる

チロシン、システイン、アスパラギン酸、
アスパラギン、セリン、グルタミン酸、
グルタミン、プロリン、グリシン、アラニン、アルギニン

すっぽんには20種の必須アミノ酸
と非必須アミノ酸が
すべて含まれています。

3 コラーゲン再生成には
アミノ酸が必須

コラーゲンといえばお肌によいイメージが強いですが、コラーゲンは皮膚だけに存在するものではありません。血管・骨・筋肉や内臓などの細胞組織すべてに含まれており人間の体にはなくてはならない成分であります。(血管の主成分はコラーゲンです)
このコラーゲンは年齢を重ねるごとに生成されにくくなって加齢と共に減少します。そこで補給が必要になってきます。コラーゲンをそのまま摂取してもそのまま体内でコラーゲンになる訳ではありません。一度アミノ酸に分解されて人間用のコラーゲンとして再度、体内で生成されます。
この時に必要なのがアミノ酸であり、すっぽんに含まれるアミノ酸は効率よくコラーゲンを吸収・生成をおこなってくれる重要な栄養素といえます。

4 すっぽんにはビタミン・
ミネラル類も豊富

すっぽんにはビタミン類もたいへん豊富に含まれています。ビタミンが不足するとエネルギーが不足して疲れが感じやすくなります。しっかりとビタミンを摂取することで体を整えることができます。 ミネラル類もたっぷり含まれています。カリウム・カルシウム・鉄・亜鉛・リンなどのミネラルがすっぽんには豊富に含まれています。
貧血の大部分の原因は鉄不足です。バランスの悪い食事などで摂取量が減少や必要量・損失量の増加によっても鉄不足は発生します。(鉄は赤血球の材料です)すっぽんは貧血対策にピッタリな食材です。

5 すっぽんは人間との
相性がたいへん良い
栄養素がタップリ

すっぽんといいますと、いろんなメディアの広告などで紹介されており、何となくよさそうな感じは分かるけど胡散臭いのではないかと、疑心暗鬼になることがあるかもしれません。
また、美味しいかどうかもわからないのに高いお金をだしてまで食べるのは躊躇してしまう。などのイメージがあると思います。
しかし、すっぽんはこれまでご紹介してまいりました通り人間との相性がたいへん良い栄養素がたっぷり豊富に含まれる食材であります。日々の生活の中で、私たちの健康には欠かせない質の高い食材です。